南半球真夏の祭典「全豪オープン」
全豪オープンは一年で最初におこなわれる4大国際大会の一つです。
文字通りオーストラリアで開催され、会場はビクトリア州メルボルンにあるメルボルンパークとなります。
2015年は賞金が増額され、その総額は3630万豪ドル、男子シングルスの優勝賞金は300万豪ドルとなりました。
南半球では1月は真夏ですので、日中は30度を越える真夏日となることも多く、選手達は疲労が溜まりやすくなります。
さらに参加選手の比率は北半球出身の者が多く、温度差や長距離移動などで体調を崩すこともあり、特に体調管理が重要となる大会となっています。
テニスコートの種類は土のクレーコートとなっていて、その特徴は「ボールが跳ねる」「球速が遅い」「すべりやすい」ことがあげられます。球が遅く跳ねることは、すなわちラリーが起こりやすいことを表していて、エキサイティングな試合展開が期待されます。それにくわえ天候に非常に左右されやすく、番狂わせが起こることもよくあります。
ちなみに表彰式のときには、決勝進出した者にコアラのぬいぐるみが贈られます(2007年まではカンガルーのぬいぐるみ)。こういったところも、オーストラリアのお国柄をあらわしたものと言えるでしょう。
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